DSQSSで一次元ハイゼンベルク模型の帯磁率・動的感受率を計算してみる
はじめに DSQSSは連続時間量子モンテカルロ法の計算ライブラリである。フラストレーションのない格子上でのスピン系が計算できる(ボゾン系の計算も可能で、その場合は任意の格子に対する計算が可能)。最近になりver. 2が公…続きを読む
PySCFを使った水素分子H2の計算例
はじめに PySCFは様々な量子化学手法が実装されているPythonパッケージです。ドキュメントも充実しており、インストールや使い方が簡便なため、量子化学分野に関わってこなかった方でも比較的簡単に実行できるようになってい…続きを読む
VESTAで表面スラブモデルを構築する
ほとんどの第一原理計算プログラムは、周期境界条件を使用して計算を行う。これはバルクの結晶系には適しているが、例えば表面系の不均一触媒反応をシミュレーションしたい場合は都合が悪い。このような場合には、以下のように R…続きを読む
Quantum ESPRESSOを用いてGaAsのバンド図を書いてみよう
はじめに Quantum ESPRESSOはフリーで使える第一原理計算ソフトです。ドキュメントも充実しており、関連ツールも多く公開されています。また平面波基底をつかっているため計算精度を決める制御パラメータが少なく、最初…続きを読む
MateriApps LIVE!とscikit-learnによるマテリアルズインフォマティクスチュートリアル
物材機構の木野氏により、scikit-learnを用いたマテリアルズインフォマティクスのチュートリアルが整備されています • https://bitbucket.org/kino_h/mi_python_tutorial…続きを読む
MateriApps LIVE! と COMBO によるベイズ最適化
ここでは、Pythonによるベイズ最適化ライブラリをMateriApps LIVE!へインストールし、チュートリアルを実行してみます。チュートリアルではCuの安定な結晶粒界構造探索を行います 参考文献: S. Kiyoh…続きを読む
HΦによる励起スペクトル計算
はじめに 量子スピン系において、動的構造因子 \(S(q,\omega)\) は、中性子散乱などの実験と直接比較可能な物理量です。そのため、これを計算できるかどうかというのは理論と実験との協働という面からみても重要です。…続きを読む
VESTAを使ってスーパーセルモデルを作成する
原子構造モデルの作成は、第一原理計算を材料研究に利用するための最初の、おそらく最も重要なステップである。複雑な物質系を扱う場合はしばしば、このモデルの作成が最も結果を左右する本質的かつ難しいステップとなる。ここでは、正方…続きを読む
ALPSを使ったDMRGの計算例
はじめに ALPSは密度行列くりこみ群(DMRG)や厳密対角化(ED)、量子モンテカルロ(QMC)などの強相関系のための数値計算手法が実装されているライブラリ集です。チュートリアルが充実しているため、これらの手法に関わっ…続きを読む
ALPSを使ったQMC計算例
はじめに ALPSは密度行列くりこみ群(DMRG)や厳密対角化(ED)、量子モンテカルロ(QMC)などの強相関系のための数値計算手法が実装されているライブラリ集です。チュートリアルが充実しているため、これらの手法に関わっ…続きを読む