sekirei (ISSP System B) 上で mptensor (v0.2) を使ってみた(2020.02.01)
はじめに 最近テンソル表現に基づく計算がはやりです.よく知られているのは機械学習関係のアプリケーション開発に使われるツールボックスである TensorFlow です.マーケットははるかに小さいですが,物性科学計算でもテン…続きを読む
pymatgenを使ったMaterials Projectのデータ収集
1. はじめに pymatgenは結晶構造やバンド構造などの各種物性データを簡単に取り扱うことができるPythonライブラリである。様々なクラスが導入されているが、そのうちの一つとして、MPResterクラスという物質材…続きを読む
Gromacsを使ったペプチド鎖の分子動力学計算
Introduction Gromacsは分子動力学シミュレーションを行うオープンソースソフトウェアである. タンパク質や核酸などの生体分子の動力学計算に便利な機能を多数有しており, 生物や製薬の分野でよく用いられている…続きを読む
LAMMPSを用いたアルミニウムの応力歪み曲線の計算
はじめに LAMMPSは代表的なオープンソースの分子動力学ソフトウェアの一つであり, 固体やソフトマターなどの物性評価に広く用いられている. 原子・分子だけでなく, レナード・ジョーンズ型の相互作用をもつ粒子系や連続体模…続きを読む
Cirqを利用したBCSの平均場計算
1.はじめに Cirqは誤り訂正のない量子コンピュータ向けのオープンソースフレームワークです。シミュレータ上で動作する量子アルゴリズムを書く事が出来ます。ここでは量子回路を用いたBCSの平均場計算をLinux環境上で実行…続きを読む
HPhiを使った有限温度計算
はじめに HPhiは量子スピン系や遍歴電子系を取り扱える厳密対角化ソルバーです。基底状態や動的グリーン関数が計算できるだけでなく、熱的純粋量子状態 (Thermal Pure Quantum state, TPQ)の定式…続きを読む
量子格子模型ソルバーHΦとベイズ最適化ライブラリCOMBOを組み合わせたモデル推定事例の紹介
はじめに 2019/10/8-10に行った計算物質科学イノベーションキャンプで、ベイズ最適化ライブラリCOMBOと量子格子模型ソルバーHΦを利用し、1次元Heisenberg模型の模型推定を行う事例が紹介されました。ここ…続きを読む
DiracQの使い方
概要: DiracQはMathematicaのノートブックで、スピン演算子やフェルミオン演算子の交換関係を代数的に計算することができます。このレビューではDiracQの簡単な使い方を説明します。 ダウンロー…続きを読む
FermiSurferのレビュー動画
FermiSurferの入手から、Fermi面描画までのデモンストレーション FermiSurferの入手と起動 [00:00~1:40] “fermisurfer”でWeb検索。 …続きを読む
DSQSSで一次元ハイゼンベルク模型の帯磁率・動的感受率を計算してみる
はじめに DSQSSは連続時間量子モンテカルロ法の計算ライブラリである。フラストレーションのない格子上でのスピン系が計算できる(ボゾン系の計算も可能で、その場合は任意の格子に対する計算が可能)。最近になりver. 2が公…続きを読む