LAMMPSを用いたアルミニウムの応力歪み曲線の計算
はじめに LAMMPSは代表的なオープンソースの分子動力学ソフトウェアの一つであり, 固体やソフトマターなどの物性評価に広く用いられている. 原子・分子だけでなく, レナード・ジョーンズ型の相互作用をもつ粒子系や連続体模…続きを読む
Cirqを利用したBCSの平均場計算
1.はじめに Cirqは誤り訂正のない量子コンピュータ向けのオープンソースフレームワークです。シミュレータ上で動作する量子アルゴリズムを書く事が出来ます。ここでは量子回路を用いたBCSの平均場計算をLinux環境上で実行…続きを読む
HPhiを使った有限温度計算
はじめに HPhiは量子スピン系や遍歴電子系を取り扱える厳密対角化ソルバーです。基底状態や動的グリーン関数が計算できるだけでなく、熱的純粋量子状態 (Thermal Pure Quantum state, TPQ)の定式…続きを読む
量子格子模型ソルバーHΦとベイズ最適化ライブラリCOMBOを組み合わせたモデル推定事例の紹介
はじめに 2019/10/8-10に行った計算物質科学イノベーションキャンプで、ベイズ最適化ライブラリCOMBOと量子格子模型ソルバーHΦを利用し、1次元Heisenberg模型の模型推定を行う事例が紹介されました。ここ…続きを読む
DiracQの使い方
概要: DiracQはMathematicaのノートブックで、スピン演算子やフェルミオン演算子の交換関係を代数的に計算することができます。このレビューではDiracQの簡単な使い方を説明します。 ダウンロー…続きを読む
FermiSurferのレビュー動画
FermiSurferの入手から、Fermi面描画までのデモンストレーション FermiSurferの入手と起動 [00:00~1:40] “fermisurfer”でWeb検索。 …続きを読む
DSQSSで一次元ハイゼンベルク模型の帯磁率・動的感受率を計算してみる
はじめに DSQSSは連続時間量子モンテカルロ法の計算ライブラリである。フラストレーションのない格子上でのスピン系が計算できる(ボゾン系の計算も可能で、その場合は任意の格子に対する計算が可能)。最近になりver. 2が公…続きを読む
PySCFを使った水素分子H2の計算例
はじめに PySCFは様々な量子化学手法が実装されているPythonパッケージです。ドキュメントも充実しており、インストールや使い方が簡便なため、量子化学分野に関わってこなかった方でも比較的簡単に実行できるようになってい…続きを読む
VESTAで表面スラブモデルを構築する
ほとんどの第一原理計算プログラムは、周期境界条件を使用して計算を行う。これはバルクの結晶系には適しているが、例えば表面系の不均一触媒反応をシミュレーションしたい場合は都合が悪い。このような場合には、以下のように R…続きを読む
Quantum ESPRESSOを用いてGaAsのバンド図を書いてみよう
はじめに Quantum ESPRESSOはフリーで使える第一原理計算ソフトです。ドキュメントも充実しており、関連ツールも多く公開されています。また平面波基底をつかっているため計算精度を決める制御パラメータが少なく、最初…続きを読む