TeNeSによる2次元量子系の計算
TeNeS [1] は2次元格子状で定義された量子系の基底状態を計算するために開発されました.TeNeS で採用している計算手法は波動関数に虚数時間発展演算子を作用させることで徐々に基底状態に近づけていくというもので,一…続きを読む
ALAMODEとQuantum ESPRESSOを用いたSiの熱伝導度の計算
1.はじめに 本レビューではDocker版のMateriApps LIVE!を利用して、ALAMODEとQuantum ESPRESSOを用いたSiのフォノンのバンド図・状態密度と熱伝導度の計算方法を解説します。Dock…続きを読む
LOBSTERのテスト計算 体験記
はじめに ここではLOBSTERのテスト計算を行ったレビューを書きます。 インストール・コンパイル方法 LOBSTERは公式サイトよりダウンロードできます。 ソースコードは配布されておらず、windows, mac, L…続きを読む
PhonopyとQuantum ESPRESSOを用いたNaClのフォノン計算
1.はじめに Phonopyは第一原理計算ソフトと組み合わせてフォノンの性質を抽出するポストプロセスプログラムです。VASPやWIEN2k, Quantum ESPRESSOなどの第一原理計算ソフトに対応しています。ここ…続きを読む
MateriApps LIVE! においてLAMMPSの出力結果をOVITOを用いて可視化する
(注)Docker版のMateriApps LIVE!にはOVITOはインストールされていないため、Docker版の場合は共有フォルダに出力し、ホスト側に別途インストールしたOVITOで可視化する。 MateriApps…続きを読む
H-waveによるHaldane模型のバンド計算
・はじめに H-waveは遍歴電子系を非制限Hartree-Fock法によって近似する計算ライブラリです。実空間/波数空間の両方に対応しており、量子モンテカルロ法などと比べた時、(1)負符号問題が発生しない(2)計算コス…続きを読む
H-waveによる三次元Hubbard模型の有限温度での磁気モーメント
・はじめに H-waveは遍歴電子系を非制限Hartree-Fock法によって近似する計算ライブラリです。実空間/波数空間の両方に対応しており、量子モンテカルロ法などと比べた時、(1)負符号問題が発生しない(2)計算コス…続きを読む
MateriApps LIVE! 上で、ASE を用いてLAMMPSを実行する
LAMMPSでNaCl分子に応力を加える計算を行う。 MateriApps LIVE! にASEをインストールする pip install ase LAMMPSrun のページを参考に下記の内容でexamle.pyを作成…続きを読む
MateriApps LIVE! 上で、ASE を用いてQuantum ESPRESSOを実行する
Quantum ESPRESSOでSiのエネルギーを計算する。 MateriApps LIVE! にASEをインストールする pip install ase 擬ポテンシャルをダウンロードする wget https://g…続きを読む
ASE (Atomic Simulation Environment)を用いた表面構造の作成
はじめに このページでは、ASEを用いてAg(111)表面構造(スラブ構造)を作る方法について説明します。 構造データ(cif file)の準備 ここでは、Materials Project(https://materi…続きを読む