DSQSSを使ったハードコアボゾン系の粒子数の計算
DSQSSはワーム更新法による量子モンテカルロ法です。フラストレーションのないスピン系やボゾン系に対応しており、特に、並列化可能なワーム更新量子モンテカルロ法によって、非常に大きいシステムサイズでのspin-1/2 XX…続きを読む
DSQSSを使った二次元反強磁性spin-1/2 Heisenberg模型の計算
spin-1/2 Heisenberg模型は二次元量子系は基礎的な模型の一つですが、厳密な基底状態は未だに知られていません。数値計算で得られる熱力学極限での最良な基底エネルギーの結果は量子モンテカルロ法による[1]、\(…続きを読む
MateriApps LIVE!上での量子コンピュータシミュレータの実行
1. はじめに このレビューでは、MateriAppsで紹介されている様々な量子コンピュータのシミュレータ(blueqat, Cirq, Intel Quantum Simulator, OpenFermion, Ope…続きを読む
Psi4のテスト計算 体験記
はじめに ここではPsi4(サイフォー)でテスト計算を行ったレビューを書きます。 本家のチュートリアルは、 https://psicode.org/psi4manual/master/index_tutorials.ht…続きを読む
Avogadroを使って分子構造のモデリングを行う
はじめに Avogadroは多機能な分子構造のモデリング・可視化ツールです。Windows版、MacOS版、Linux版のバイナリが用意されており、簡単に手元のPCにインストールすることができます。ここでは、Macでの利…続きを読む
Crystallography Open Database使用時の注意点と使用方法
1. はじめに Crystallography Open Database (COD)は結晶構造についてのオープンアクセスのデータベースです。2022/1/1現在48万もの結晶構造データがあり、自由に利用する事が出来ます…続きを読む
GAMESSのTDDFT法による一酸化炭素の励起状態計算
1.はじめに GAMESSは非経験的量子化学計算を行うソフトウェアで、アイオワ州立大学のGordonとSchmidtらによって開発されたものです。無償配布されていますが、再配布は禁じられています。 https://www…続きを読む
SALMONでSiの誘電率を計算する
1.はじめに SALMONは、物質に電磁場が入射された際の電子のダイナミクスを計算するアプリです。線形応答から外れるような強い外場下での電子の応答や、それに付随する電磁場の変化についてもシミュレーションを行うことができま…続きを読む
MateriApps Installerを使ってCentOS 7にQuantum ESPRESSOをインストールする
1. はじめに このレビューでは、MateriApps Installerを使って、CentOS 7にQuantum ESPRESSOをインストールする方法について解説します。ここでは、インストールに必要なツールやライブ…続きを読む
pymatgenを利用した回折パターン計算
1. はじめに Materials Projectとも連動しているpythonライブラリ pymatgenでは、さまざまな物質の特性を取り扱える便利なクラスが整備されている。その取り扱いやすさと充実した公式ドキュメントの…続きを読む