ALPS を用いた多様な新奇有機ラジカル磁性体の磁気特性・基底状態計算
大阪府立大学 山口博則さん 有機物では化学修飾の多様性により、今日までに数100万種類にも及ぶ膨大な数の人工的な有機分子の合成が報告されています。無機磁性体が主流となって発展を遂げてきた今日までの磁性研究に、そのような有…続きを読む
DC を用いた、MP2法(電子相関を含む波動関数理論)に基づく大規模分子の構造計算
分子や固体の電子状態計算で、現在広く普及している計算法は、密度汎関数理論(DFT)です。DFTは実効的な計算コストと精度のバランスが良く、大変優れた方法ではありますが、計算に用いる「汎関数」の種類によって結果が変わる上、…続きを読む
AkaiKKRを用いた磁性半導体の磁性および自己組織化ナノ構造のシミュレーション
磁性半導体は磁性不純物(たとえばMn)をGaAsやInAsなどの半導体に高濃度に添加した物質で、強磁性を示しさらにその強磁性をキャリア濃度の変調により制御できることから半導体スピントロニクスの基礎材料として…続きを読む