Paper for ALF
Martin Bercx, Florian Goth, Johannes S. Hofmann, Fakher F. Assaad, SciPost Phys. 3, 013 (2017); arXiv:1704.001…続きを読む
「京」を利用したタイヤ用ゴム材料のJOCTA/VSOPによる大規模粗視化分子動力学シミュレーション
我々は、高性能なタイヤ用ゴム材料の研究開発に最新のシミュレーション技術を活用しています。一般にゴム材料開発の現場では、粘弾性、強度、耐候性などの様々な要求性能に応じて配合や工程を調整しています。しかし、その調整には多大な…続きを読む
PHASE を用いたリチウムイオン二次電池の第一原理計算と劣化原因の探索
リチウムイオン二次電池は、正極、負極と電解質の間をリチウムイオンが行き来する事により充放電を行います。しかし、現在でも何回も使っていく事により副生成物の生成や変質が発生し、その性能が低下していく課題があります。 ニッケル…続きを読む
MODYLASを用いた接着界面の全原子系大規模分子動力学計算
日東電工(株) 島津 彰 さん 産業界において、粘着剤を利用した材料の貼り合せ技術はなくてはならない技術の一つである。貼り合せの際に生じる接着メカニズムの理解には、界面における分子の振る舞いに関する知見取得が課題となって…続きを読む
ERmodを用いた高分子の自由エネルギー計算と高分子機能膜設計
東レでは、地球環境問題に先端材料で貢献するグリーンイノベーション事業を全社プロジェクトとして展開しています。本プロジェクトでは、次世代のエネルギー源として期待される燃料電池用の高分子電解質膜や、乾燥地域における水資源確保…続きを読む
ALPS を用いた多様な新奇有機ラジカル磁性体の磁気特性・基底状態計算
大阪府立大学 山口博則さん 有機物では化学修飾の多様性により、今日までに数100万種類にも及ぶ膨大な数の人工的な有機分子の合成が報告されています。無機磁性体が主流となって発展を遂げてきた今日までの磁性研究に、そのような有…続きを読む
DC を用いた、MP2法(電子相関を含む波動関数理論)に基づく大規模分子の構造計算
分子や固体の電子状態計算で、現在広く普及している計算法は、密度汎関数理論(DFT)です。DFTは実効的な計算コストと精度のバランスが良く、大変優れた方法ではありますが、計算に用いる「汎関数」の種類によって結果が変わる上、…続きを読む
AkaiKKRを用いた磁性半導体の磁性および自己組織化ナノ構造のシミュレーション
磁性半導体は磁性不純物(たとえばMn)をGaAsやInAsなどの半導体に高濃度に添加した物質で、強磁性を示しさらにその強磁性をキャリア濃度の変調により制御できることから半導体スピントロニクスの基礎材料として…続きを読む