基本情報
Last Update:2024/06/14

公式サイト

http://www.pasums.issp.u-tokyo.ac.jp/hphi/

ライセンス

GNU GPL version 3
本ソフトウェアは2015年度 東京大学物性研究所 ソフトウェア高度化プロジェクトの支援を受け開発されました。HΦ (hphi)を引用する際には、以下の文献を引用してください。

利用環境

Unix/Linux上で要コンパイル

東京大学物性研究所スーパーコンピューターシステムB「sekirei」「ohtaka」、システムC「enaga」
Linux PC + intelコンパイラ、Linux PC + gcc、Mac + gcc、Mac + intelコンパイラ

物性研システムB「sekirei」,システムC「enaga」にはHΦがプリインストール済み。
利用方法に関する詳細はこちらを参照。

プレインストール済みの環境:

東京工業大学 学術国際情報センター
名古屋大学 情報基盤センター
九州大学 情報基盤研究開発センター

詳細は以下のページにあります。

http://www.hpci-office.jp/pages/appli_hphi

開発者

山地洋平(東京大学 大学院工学系研究科), 三澤貴宏(東京大学 物性研究所), 藤堂眞治(東京大学 大学院理学系研究科), 吉見一慶(東京大学 物性研究所), 河村光晶(東京大学 物性研究所), 川島直輝(東京大学 物性研究所), 井戸康太(東京大学 物性研究所)

対象となる物質・モデル

ハバード模型, ハイゼンベルグ模型, 近藤格子模型, キタエフ模型, キタエフ-ハイゼンベルグ模型, 多軌道ハバード模型

求められる物理量

比熱, 磁化率, 磁化, 基底エネルギー, 自由エネルギー, 構造因子

手法

Lanczos法, 熱的純粋量子状態, 厳密対角化, 完全対角化法

並列化対応

MPI/OpenMPハイブリッド並列に対応。

ver. 3.1より完全対角化法でGPGPUが使用可能。

関連アプリ
関連キーワード
文献
その他

解説

「量子格子模型の汎用数値対角化パッケージHΦ ―スピン液体近傍の熱・スピン励起への適用―」 固体物理, vol. 52 (2017), No. 10, 山地洋平・三澤貴宏・吉見一慶・河村光晶・藤堂眞治・川島直輝

受賞

2023年度HPCIソフトウェア賞【開発部門賞】優秀賞  https://www.hpci-c.jp/hrdevelop/award.html