HΦのohtaka (物性研スパコン)での使用例
Last Update:2021/12/09
プレインストールのHΦを使う場合:
4×4 反強磁性Heisenberg模型(J=1)の
基底状態から16個のエネルギーを
LOBCG法を使って求める場合。
インプットファイル (stan.in):
model = “Spin”
method = “CG”
lattice = “square”
W = 4
L = 4
J = 1.0
2Sz = 0
ここで、
method=”CG”
でLOBCG法を指定。
ジョブ投入スクリプト (job.sh):
#!/bin/sh #SBATCH -p i8cpu #SBATCH -N 1 #SBATCH -n 1 #SBATCH -c 128 #SBATCH -t 00:10:00 set -e source /home/issp/materiapps/intel/hphi/hphivars.sh module list srun HPhi -s stan.in
source /home/issp/materiapps/intel/hphi/hphivars.sh
でプレインストール版のHΦの実行体を使用可能にしている。
srun HPhi -s stan.in
が実行コマンド。
実行結果:
1node(128 cores)を使って、20秒程度で計算は終了。
output
以下にエネルギー・相関関数が出力されている。
例えば、エネルギーは
output/zvo_energy.dat
に出力されている。
cat output/zvo_energy.dat |grep Energy
とすると、基底状態のエネルギーが以下のように表示される。
Energy -11.2284832084287665