開発者の声
尾崎 泰助 (東京大学 物性研究所)
アプリの歴史
OpenMXは2000年より開発をスタートし、2003年にGNU-GPLにて一般公開を始めました。それ以降17回のバージョンアップを行っています。
アプリの魅力
広範囲な物質に対して高速・高精度な密度汎関数計算が可能です。高精度な擬ポテンシャル・基底関数データベースも完備しており、比較的容易に計算を始めることができます。
アプリの将来性・応用可能性
分子系および固体系へのさらなる応用展開が進むことが期待されます。ストレス計算、各種分光スペクトル計算、高速SCF・構造最適化計算等の拡張機能の実装が今後の課題としてあります。
開発者の夢
物質探検者のためのオープンソースパッケージとして、数値局在基底法の世界標準コードを目指しています。