テンソル縮約コード自動生成ツール.複数のテンソルから構成されるテンソルネットワークを一つのテンソルに縮約するための計算順序を最適化し,そのコードを自動生成する.Pfeiferらによるnetconアルゴリズムを採用しており,高速な最適解探索が可能.生成するコードはNumpyとmptensorに対応している.
量子計算のためのソフトウェア・アーキテクチャ。量子アルゴリズムを作成するためにデザインされたプログラム言語も提供されている。LIQ𝑈𝑖⏐〉を用いることで、ユーザは量子回路を定義することができ、量子テレポーテーションや量子化学などのシミュレーションを行うことができる。
飽和磁化近傍の量子スピン模型を効率よく取り扱える厳密対角化パッケージ。飽和磁化極限であれば1000サイトを超えるような非常に大きなシステムサイズを取り扱える。波数に依存したエネルギー分散や動的なスピン動的構造因子を計算することも可能。
擬ポテンシャル法とウェーブレット基底を用いたオープンソースの第一原理計算アプリケーション。適応メッシュを利用して、大規模な系に対して高精度・高効率の電子状態計算を行うことができる。MPIとOpenMPによる並列計算に加え、GPUによる並列計算も可能。
マキシマムエントロピー法を用いて多体のグリーン関数の解析接続を行なうツール。虚軸上のグリーン関数のデータから実軸上のグリーン関数を求めることができる。様々なタイプのグリーン関数(ボゾン、フェルミオン、異常グリーン関数など)に対応している。
固体中の電子状態計算においてBrillouin Zone積分を効率的に行うテトラへドロン法を任意のコードに実装するためのライブラリ群。
擬ポテンシャル法と平面波基底を用いた第一原理計算ライブラリ。金属、半導体、酸化物、表面・界面など広範な対象に対して、バンド計算・電子状態計算を高精度で行うことができる。出入力の補助ツール・可視化プログラムが整備されているほか、OpenMP・MPI・GPGPUに対応しており京コンピュータを含む超高並列型計算機で利用可能。
第一原理経路積分分子動力学シミュレーションのためのPythonコード。レプリカ交換MDや経路積分MDなど多くの数値計算法を行うことができる。原子間力やポテンシャルエネルギーの評価にはCP2KやQuantum ESPRESSO、LAMMPSなどの外部コードが使われる。
テンソルネットワーク法、特にPEPS 波動関数状態と角転送行列くりこみ群法を用いた、二次元量子格子模型の基底状態ソルバー。
mptensor ライブラリを用いることでテンソル演算部分をハイブリッド並列化しており、大規模並列計算に対応している。
マルチコアおよびマルチノードアーキテクチャに最適化された量子回路の全状態ベクトルシミュレータ。 C++とPython用のライブラリを提供する。別名qHiPSTER (The Quantum High Performance Software Testing Environment)。