OACIS開発者の声

アプリの歴史

2013年4月に開発を開始して、2014年4月にversion 1としてMITライセンスで公開しました。その後、いくつかのプロジェクトで実運用を行い、2015年10月にversion 2としてメジャーバージョンアップを行いました。マイナーバージョンアップを2、3ヶ月に1回の頻度でリリースしており、細かいバージョンアップを重ねています。

アプリの魅力

計算機シミュレーションによって研究を行う際には「ある決められたパラメータやモデルで一度計算したら終わり」というようなことはほとんどなく、パラメータやモデルを試行錯誤的に変えながら計算していくことが多いです。ジョブの実行だけではなく、結果の確認や管理も無視できない手間になります。しかも、結果を後から見ても何をしたか思い出せないケースもよくあります。OACISはシンプルなUIを提供し、そのような試行錯誤を劇的に効率化するシステムです。たとえばパラメータをスイープして相転移の様子を見たい場合などに最適です。

アプリの将来性・応用可能性

もともとは社会現象のエージェントシミュレーション向けに開発されたものですが、ほぼあらゆるシミュレーターを登録して取り扱うことができ、様々な問題に利用できます。大規模な計算を少数回行う、というよりは中規模・小規模な計算を多数こなす必要がある場合に特に有用です。統一的なUIとシミュレーション実験管理機能の提供により、研究者間でのデータ共有はもちろん、大学生の計算機実験など教育にもご利用いただけます。

開発者の夢

使いやすいソフトにして多くの人に使っていただきたいです。長期的には自分の代わりに研究をして、論文を書いてくれるAIを作りたいです。