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  • DiracQ

DiracQ

  • 公開度:3 ★★★
  • ドキュメント充実度:2 ★★☆

DiracQは量子力学によくあらわれる交換関係を計算するMathematicaのノートブック。DiracQは運動量・位置演算子や、フェルミオン、ボゾンのオペレーターを取り扱うことができる。

DiracQの使い方
Last Update:2021/12/09
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執筆: MateriApps開発チーム (2019/9/27)

概要:

DiracQはMathematicaのノートブックで、スピン演算子やフェルミオン演算子の交換関係を代数的に計算することができます。このレビューではDiracQの簡単な使い方を説明します。

 

ダウンロード:

DiracQのホームページ

http://physics.ucsc.edu/~sriram/DiracQ/DiracQ_Home.html

からか、GitHubから

https://github.com/jgwright1986/DiracQ

ダウンロードします。

 

インストール:

手元のPCでMathematicaを立ち上げます。使ったMathematicaのバージョンは12.0です。以下のコマンドを実行してください(ちなみにShift+Enterで実行されます)。”PATH”はDiracQ-masterがあるディレクトリパスに置き換えてください

SetDirectory["PATH/DiracQ-master/DiracQ"]
Get["DiracQV1.m"]

DiracQのパレットが表示されれば準備完了です。

なお、他の方法としてパレットのインストールを利用する方法もあるそうです(バージョンは11.2で確認)。Mathematicaのメニューのパレットからパレットのインストールを指定します。

そして、ソースとして「ファイルから」を選択して、DiracQの中に入っているDiracQ-master/DiracQ/DiracQV1.mを指定します。

もう一度、パレットの中から、DiracQV1を選択します。DiracQのパレットが表示されれば準備完了です。

デモンストレーション:

あとは通常のMathematicaのノートブックと同様に使えます。

まずはスピン演算子の交換関係を計算してみましょう。起動したパレットの”Active Operator”から交換関係を計算した演算子を選びます。スピン演算子はσなので、そこのボックスにチェックを入れます。ちなみにパレット上部のIncluded Operatorsの箇所にDiracQが対応している演算子が説明されています。